JAM STUDIOという
オンライン・マルチトラック・レコーダーアプリのための
マイクデザインです。
アプリ内、レコーディング画面で気持ちをアゲることが目的の
架空のマイクデザインです。
どれだけの人が
このマイクを通じて音に息吹を与えたのか、
どれだけの音楽が生まれる瞬間に
このマイクが立ち会ったのかはわかりませんが、
誰かの何かに貢献できていたら嬉しい限りです。
音という形のないものを、
これまたアプリという形のないもので受け止めるわけですが、
何物もなくていい、というわけではなくて、
こういう形あるものが架空であっても存在していることに、
なんだか逆説的に、
実体のあるデザインの価値に気づかされたりもしました。
なに言ってんだかって感じですが。
実在しない架空の製品のデザインでした。
アプリのサービスも無くなって、
もう音源もどこにも残ってないかもしれません。
でも、そこに「在った」ということは無くならないんだな。
とかなんとか言ってみたりして。
過去に生かされております。
なに言ってんだか。
青春ですな。
ゆくゆくは、プロトタイプを作ってみたかったこともあって、
それなりにリアリティを考慮しながら形作っていきました。
↓アプリ内でのイメージはこんな感じ。